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「駄菓子菓子屋敷-その4-」


その3 の 続き。


まぁ、怖がってても仕方ねぇ。

不動産屋は恐らく聞いても教えてくれない。

ので、大家さんに探りを入れることにした。


屋敷の隣に大家さんが棲んでいます。

反対側は幼稚園です。


・屋敷廻り
屋敷廻
こんな感じ。


そんじゃま、たのむぜ!クツキイ!(契約者)


15分ほどで九鬼元帰還。


どうでした!何か分かりましたか!

「俺等の前は確かに数年間は社寮だったみたいです」

「その前は5人家族が棲んでいたそうです」

「思春期の息子が煙草の不始末で2階で火事を起こしたそうです」

なんだと!最初のテルの部屋か!

だからコゲ臭いニオイなのか!!!

ちんだの?息子ちんだの?

「息子さんの消息は聞いてません」

「そしてお婆さんもいたそうです」

嫁の名はミチコか??!

「いや、えっと、あの、大家さんが目を逸らし始めたのでそれ以上は聞けませんでした」

チッ…使えねぇ眼鏡だな。


よおし!まとめよう!


2階の元テル部屋では火事があった。

水音はその火事のときの幻聴?

ノックしたりコゲ臭をさせるのは、恐らくその家族の息子。

僕と九鬼元のトコへ来るのは、恐らくその家族のお婆さん。

だと仮定しよう。


となると。


階段下の納戸前で蹲るナニカ と 2階で聞こえる女の話し声 と 女の手。

この3ツは何だろうか。うーん。

と、皆で考えたが、結局その日は酒盛りして終了。

各自、千鳥足で部屋に戻った。


翌日はいつもの軽い二日酔いの昼。


園児達が騒がしかったので眼が覚めた。

ヤケにうるせぇな、運動会ですか?

とか思いながら二度寝。


・そのときの僕の部屋はこんな感じ。
女樂部屋


ウツラウツラしてたら部屋の出入口の方からズシンと、

何かが落ちてきたような音がしたんですよ、奥様。

しかも、こう何か、重いモノが落ちたような感じ。

振動は無く、ただ音のみ。


誰だ!僕の惰眠を邪魔するのは!


と、思った直後、いまこの屋敷には僕の他に誰も居らず、独りであることを思い出す。


昨夜は5人で酒盛りをした。

客人は珍しく居なかった。

いまは恐らく昼間。


てコトは誰もいない!!!


そして、また身体が動かない。

前回と違うのはなぜか眼だけ動かすことができるというコト。

首が動かせないので、眼球だけ出入口に向けて様子を伺うしかできず。

眼球筋なんか鍛えてねぇから痛いこと痛いこと…。


あぁ、たぶんコレ二日酔いの所為だ、うんそうに違いない!

怖くない!ナニカさんじゃないよ!断じて違う違う!


などと脳内で云い聞かせ、

まず起き上がることに専念しようとした矢先、

今度はズルズルと何かを引き摺るような音が…。


ちょっと待て待て待て!何ですかと!何の音ですかと!


さっきは出入口のあたりで聞こえたのに

今度はリビング側からこちらへ向ってくるような音の距離感。

それが出入口の前あたりで止まったような音がしたんです。


重たいモノと引き摺るモノが、

僕の部屋の前にイルのだと思うと、

もう気が狂わんばかりでした、奥様。


ただただ耳だけ澄まして動けずに時間だけが過ぎます。


そしたらよぉ。


急にまた園児達の声が聴こえてきてな。

あ!これ動けるんじゃね?!とかさ、思うじゃーん。

現実に戻った!!!みたいな感覚?

動けーー!とか脳内で独り言云ってたら、


フとね。


気付いちゃったんですよ。

いあいあいあ、オカシイ。

この声、幼稚園の方角ではないぞ。

聴こえてくる方角オカシイ。

僕の左側から聴こえてますよ?ちょっとすいません!


そんでもってよぉ。


その園児だと思ってた笑い声がよぉ。

一瞬で移動したんだよ、窓の方へ、声が。

ヒトであるなら、んなに早く移動できる距離じゃねぇんだよ。


そして視なきゃいいのに視てしまうのがヒトってもんで。

視ちまったんだよ、声がする窓の方を。


赤や黄の原色で彩られている僕の部屋にな。

その窓の周りだけ黒っぽい紫色になっててな。


そんでもってな、奥さん。


並んでるんですよ、並んでるのヨ窓に。

子供のアタマが3ツ並んでるの。

どす黒い紫色の子供つーか胎児?のアタマが3ツ。

更に、その子ら、こっち視て笑ってんの。


あのーあれ。


幼児独特の警告音的な甲高いあの声。

あの妙な音域の笑い声を発しながら視てんだよおお。

この時から僕は子供のあの声がダメになりましたよ、奥さん。


笑い声は鳴り止まないし、紫の三つ子はずっと僕を視てるし。


もうダメです、ごめんなさい。怖いです。

味塩撒いたり盛ったりしてごめんなさいごめんなさいごm(脳内再生


そして僕はヲチたね。

気を失ったとも云うか。

あるいは二度寝か。


次に起きたときはもうリビングから耳慣れた声がしておりました。

大声でその声の主を呼んだな。怖かったから。誰だったけな…。


もうさー。

いま思い出しながら入力してるわけですけども。

思い出したら怖くなってきたんで。

えぇい!以下次号!


あっ


このときの紫の三つ子の話を

駄菓子菓子のジャケを描いてくださっている

怪奇絵師軽部氏に話したところ

3rdアルバム「こころむし」のジャケに反映されてしまったという、話も付け加えておこう。

・こころむしジャケ
こころむしジャケ

・裏ジャケ
こころむし三つ子

こわいこわいこわいこわい(脳内
三つ子


てか。

中身無いんだけど!どこいった!僕のこころむし!!


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2014.10.04 Saturday 23:00 つれづれ日記